浅野勝美 展
2024年01月07日(日) 〜 2024年01月28日(日)
浅野勝美 「怖いくらいの美」
デビュー35年、節目の年だ。 その間、様々な仕事をしてきたが、振り返ってみるに 本質的な部分は変わっていないと思う。 作品制作にあたり、まずは視覚的な自分の嗜好が拠り所となる。 何よりも「好き」が優先される。 そこから展開されたイメージやテーマ等から、幻想的と評されるのだが、本質はリリシズム、抒情性であると思っている。 自身、「硬質のリリシズム」と言ってみたりもする。 そこを拠点にして、私の感じる「美しい」の世界が広がってゆく。
そして、銅版画の場合はニードルを手に、ひたすら点を打つ。 鉛筆ならば、コツコツと少しづつ少しづつ描き進めてゆく。 油彩を始めて、これならばもう少し大らかに描けるかと思ったが、 これまた細い筆で何度も塗り重ねる始末だ。 気の済むまで描ききってしまうのは、性分だと諦めるしかない。 ならばとことん時間を掛けて、思うところの「美」を極めようか。 「怖いくらいの美」なんてものが現せたなら本望だ。
浅野勝美 (あさのかつみ)
兵庫県西宮市出身
1984年〜1988年 アトリエ凹凸(西宮市)にて銅版画を学ぶ。 1991年〜2016年 東武百貨店池袋店、ぎゃらりぃ朋(銀座)、南天荘画廊(神戸)、
あーとらんどギャラリー(丸亀) 等で毎年銅版画展
2015年より建石修志氏に師事、油彩混合技法を学ぶ
2021年 青木画廊(銀座)にて油彩混合技法、鉛筆画による初個展
国内外でグループ展多数。 書籍装画、挿画多数。