村社由起 Murakoso Yuki
1992 京都精華大学 テキスタイルデザイン専攻卒業
<個展> 2001、03、04、06、10、12、13 ギャラリー嶋ノ内(大阪) 2001、02、05、12、17 ぎゃらりい朋(東京)
<グループ展> 2001渋谷東急 2004、13ぎゃらりい朋 2017、18、19京都大丸 他多数出品
2014 白日会展関西画廊賞受賞 以後白日会毎年出品

村社由起 テキスト

20代の頃から19世紀末のラファエル前派や、ベルギー象徴派などの神秘的な絵画が好きでした。そして私自身も水、鏡、ヴェールといったモチーフと人物を描いてきました。
絵の出発点は現実逃避から始まっている気がします。
煩わしい現実から逃れて、好きな世界に浸っていたい。そういう気持ちからでした。

ですが現実は結婚、出産、子育てという、極めて現実的な生活の中での制作に変わっていきました。けれども、そうした超現実的な毎日の繰り返しの中で、私の中でもう一つの感情の芽生えを感じていくこととなりました。それは母性、家族、子供に対する愛情です。
ただの現実逃避ではなく、心の奥底にある精神世界を見つめながら、ただの絵画モチーフではない人間を、愛情を注いで描いてみたい。そう思うようになりました。