あーとらんど ギャラリーでは、2010年4月から1年間日本の大学に留学している韓国の美術家 金 明植の個展を開催します。昨年の油彩画に続き、今年は水彩画の個展です。
ソウルとニューヨークを拠点に活勤している金 明植は1950年に韓国ソウルに生まれ、中央大学校芸術大学絵画学科と同大学院で絵画を学び、現在、東亜大学校芸術大学の美術学部教授を勤めています。
金は2010年3月のあーとらんど ギャラリーでの油彩画の個展を皮切りに、4月神戸、5月福岡、6月大阪、7月東京、そして9月北海道と日本列島巡回展をこなしてきました。この巡回展のきっかけとなったのは、2007年に上海アートフェアの会場を回ったときに眼に入ったイースト・サイド・ストーリーの大きな油彩画でした。画面中央に細く横に連なった住宅が一列に並び、周りの大きな空間を取り巻く淡い茫洋としたグレーの色が、韓国人の金明植にしか出せない固有の雰囲気を醸し出していました。 その絵に深い感銘を受けて以来、再び自らの画廊でその感銘を伝えていく仕事ができるのも、彼の誠実な人間性と旺盛な制作活動があったからにほかなりません。
その画家本人に書いていただいた今展の概要を以下に紹介します。 今回展示する水彩画は、昨年3月から日本に滞在してスケッチした風景の水彩画で、讃岐を中心に北は北海道から南は九州に至る日本列島の風景を入れました。主に実景を水彩で描き、場所が不確かな場合は簡単なスケッチにしました。1年ぶりにあーとらんど ギャラリーで個展を開催する運びとなり心から喜んでおります。是非ご高覧下さい。
尚、1年間の日本滞在を終え、帰国される金明植を囲み、個展初日にオープニングを行いますので、お気軽にご参加下いただきますようご案内申し上げます。