オープニング 「 周豪と対話 ー とことん万象諷詠 」
日 時 6月10日(日)14時〜15時30分
会 場 あーとらんど ギャラリー
参加費 無料
申込み 不要
日本(横浜)と中国(上海)を拠点として、油彩画、ドローイング、 水彩、コラージュなどを多彩に展開し、近年、アジアやヨーロッパ のアートフェアーに参加して、着実に評価をあげつつある周豪さん。
9回目になるこの度の個展オープニングでは、美術にまつわる自由な話題をとりあげ、参加者と共に対話を沸騰させる「とことん万象諷詠」を開催します。 採り上げる話題はその場次第。お気軽にご参加いただきお楽しみいただきますようご案内申し上げます。
■ 「 周豪と対話 ー とことん万象諷詠 」の音声とその風景
対話の前半は、周豪さんが上海の画廊企画で開催した個展の状況や、上海在住のイタリアの建築家でコレクターの邸宅に招待されたときの状況等、最新の活動をスライドを使ってお話しいただきました。何故抽象画を描いているのか等、コレクター宅で質問されたときの話も聞くことができます。
後半は、今回のメインテーマである「とことん万象諷詠」に入り、周豪さんと出席者の皆さんとの対話を行いました。
この度は参加者の皆様方と楽しいひとときを過ごすことができましたこと、心からお礼申し上げます。
略歴・主要展覧会歴・収蔵先
1960年、中国・上海市に生まれる。6歳から高校までの約10年間を文化大革命の時代に過ごす。
1983年、私費留学のため来日。翌1984年、武蔵野美術大学造形学部油絵学科に入学。 3年次に新設された版画コースへ進み、同コースの第一期生としてリトグラフを学ぶ。 この時期から作品は次第に抽象的な表現へと変化していった。
同時期に柳宗悦の民藝思想に触れて感銘を受け、鈴木大拙の禅に関する著作などをきっかけに、 自国の古典文化を意識するようになる。 老荘思想の書物を繙く一方、日本および西洋の現代美術にも関心を寄せた。
1987年、小山敬三美術振興財団の奨学金を受け、 第1期アジア美術留学生として山梨県の白樺美術館で滞在制作を行う (東京吉井画廊協賛)。
1988年、武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画コース卒業。 1989年、日本政府(文部省)奨学金を受ける。 1990年、武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻版画コース修士課程修了。
大学院修了後、東京・東麻布にあった益田祐作主宰の版画工房MMGに入社。 描版と刷りの仕事に携わりながら、自身の版画作品の制作・発表を続ける。 2003年に退社し、以後、作家活動に専念する。
2008年、2010年の二度にわたり、益田祐作の斡旋により、 フランスの Atelier Rémy Bucciali で銅版画を制作。 2016年、LOVEART – Summer Artists Residence Project に参加し、 イタリアで滞在制作を行う。
上海と横浜を拠点に生活し、制作活動を続けた。 日本と中国を中心に個展を開催するとともに、 国内外の国際版画展やアートフェアに参加した。
2023年9月、逝去。享年62。