個展に寄せて   綿引明浩

前回の2011年から約4年ぶりとなる今回の個展では、オリジナル技法であるクリアグラフ作品と銅版画作品を中心に、新島で出会ったガラスによる立体作品も展示します。

これまで様々な技法で作品を制作・発表して来ましたが、その全てにキャストと呼ぶオリジナルのキャラクターが登場します。
作品にはそれぞれのストーリーがあって、彼らはその作品の中で、自由気ままに表現の世界を旅するのです。

クリアグラフ・銅版画・ガラスなど、表現の違いを感じながらキャストたちによる空想世界を楽しんで頂けたら嬉しいです。

綿引明浩

大学院在学中に西武美術館版画大賞展で優秀賞を受賞、銅版画を中心に作家活動を開始する。1990年に透明アクリル板の裏面から描くオリジナル絵画技法・クリアグラフによる作品を発表。

2002年から約1年間、文化庁海外芸術研修生としてスペインに滞在。これまで全国各地のギャラリーで個展やグループ展を多数開催する。2013年に新島国際ガラスアートフェスティバルへの招待を受け、ガラス作品を制作するなど、ジャンルを超えて様々なメディアによる表現を展開する。