あーとらんど ギャラリーの前身は、田中恭一郎が1979年に丸亀で開廊した「美術画廊たなか」です。

その最初の画廊スペースは、JR丸亀駅裏の西平山町にあるビルの3階に設けられました。開廊当初から、四国を拠点とする重要なアーティストや他地域の優れたアーティストの様々な技法で制作された作品を、個展やグループ展で紹介してきました。そのような作品のコレクションの一助として、「画廊友の会」が1980年4月に設立され現在に至っています。

1982年1月、人通りが多く来廊し易い場所として、JR丸亀駅表側の浜町27-12にあるビルの3階スペースへ移転しました。約2年後の1984年4月には、現在に至るまで画廊との長い付き合いになる画家 関正和氏の後援会が設立されて現在に至っています。その後8年間の展覧活動の期間に、JR丸亀駅の駅前再開発計画が進展したため、1992年3月、現在の住所である丸亀市浜町4番地に画廊として建設した建物に移転しました。

あーとらんど ギャラリーは、「美術画廊たなか」を引き継ぎ、かつ新たな方向を目指す目的で、山下高志によって1996年3月に会社組織として現在の住所に設立されました。画廊名は、「アートの世界で豊かな稔りが得られる場所を創造する」という内容に因んで付けられています。以後あーとらんど ギャラリーは、アーティストと作品が共に育つ拠点としての仕事を進めてきています。

あーとらんど ギャラリーは、近現代アートの作品を展覧するとともに、工芸などを含む在庫品の常設展示も行っています。その中でも、日本の現代における最も意義深いアートの作品を展覧することに画廊としての主眼を置いています。その際のアーティストの作品を選択する基準は、高い精神性、もしくは概念の革新性と、技術の完成度で、採用されている材料や形式には依存しません。あーとらんど ギャラリーは、優れたアーティストを見つけ出し、作品を世の中に広める努力を続けています。