谷川博子 展
~ 光層の記憶 ~

2023年 1月 10日(土)〜  2月 1日(日)

<半地下 企画展示室>
水曜~日曜 : 11:00 ~17:00
展覧会最終日: 11:00 ~16:00

休 廊 : 月曜、火曜

■ 作家在廊: 1月10日(土)、および 1 1 日(日)  13:00~17:00 

<メッセージ>
うごめく記憶の光が層となって干渉し合い、複雑で奥行きのある表情を生み出す。平面作品を制作する際には、常にその揺らぎの中で小さな挑戦を繰り返し、束縛のない光のレイヤーを立ち上げていきたいと考えています。

谷川博子 展
~ 光層の記憶 ~

あーとらんどギャラリーでは、来春2026年1月10日から2月1日まで、画家・谷川博子さんによる個展「光層の記憶」を開催いたします。
本展では、光や空気感、そして記憶の揺らぎを手がかりに、平面上に複雑で奥行きのある表情を立ち上げてきた谷川さんの近作・新作をご紹介いたします。色彩の重なりや、点・線・面の反復によって生み出される画面は、予測できない変化を内包しながら、観る者に静かな視覚体験をもたらします。

展覧会概要

会期:2026年1月10日(土)~2月1日(日)

会場:あーとらんどギャラリー 1階企画展示室

時間:水曜~日曜 11:00~17:00(最終日は16:00まで)

休廊日:月曜・火曜

■ 作家在廊:
 1月10日(土)、11日(日)  13:00~17:00 

■ 作家紹介
谷川博子さんは、香川県丸亀市生まれ。女子美術大学絵画科を卒業後、東京をはじめ各地で個展やグループ展を重ねてきました。近年は香川県を拠点に、地域と関わる展覧会にも継続して参加しています。
谷川さんの制作は、明確なモチーフやテーマを設定することから始まるのではなく、小さな閃きや違和感を起点に、立ち現れてくる画面と向き合いながら進められます。光や空気感を感じ取り、視覚的な自由を追求する姿勢は、一貫して彼女の作品に通底しています。

■ 作品と創作の特徴
谷川さんの平面作品では、「うごめく記憶の光」が幾層にも重なり合い、互いに干渉することで、複雑で奥行きのある表情が生み出されます。制作の過程では、揺らぎの中で小さな挑戦を繰り返しながら、束縛のない光のレイヤーを立ち上げていくことが意識されています。
制作中、「どう描いてよいかわからない」と立ち止まる瞬間や、自分にはないものがふと現れる瞬間を、谷川さんはむしろ創作の核心と捉えています。迷いの中で一度歩みを止め、過去に描いた作品へと立ち返ることもあります。本展では、約12年前に制作した絵画を起点に、当時は進むことのなかった方向へと踏み出した新たな試みも発表されます。

■ 本展の見どころ
本展「光層の記憶」では、時間の堆積としての記憶と、現在の感覚が重なり合うことで生まれる画面の変化を辿ります。完成へと一直線に向かうのではなく、揺らぎや迷いを内包しながら深化していく制作の軌跡は、観る者に小さな気づきと視覚的な自由をもたらすでしょう。
谷川博子さんの絵画が生み出す、静かでありながら豊かな感覚の広がりを、ぜひ会場でご体感ください。

皆さまのご来廊を心よりお待ちしております。

谷川博子  Tanikawa Hiroko

香川県丸亀市生まれ。まんのう町在住。 女子美術大学絵画科 卒業

1987,’89,’90 個展 (櫟画廊・東京)
2015年 原博史・谷川 博子展(ギャラリーなつか・東京)
2018年 谷川博子 + 片岡理森 2人展(あーとらんど ギャラリー)
2020年〜2025年 山の小さな展覧会+アートエコーまんのう(まんのう町)
2023年 原博史・谷川 博子展(あーとらんど ギャラリー)
2024年 赤で彩るアート展(高梁市吹屋)
2025年 吹屋アート展(高梁市吹屋)

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谷川博子  テキスト

うごめく記憶の光が層となって干渉し合い、複雑で奥行きのある表情を生み出す。
平面作品を制作する際には、常にその揺らぎの中で小さな挑戦を繰り返し、束縛のない光のレイヤーを立ち上げていきたいと考えています。
どう描くかわからない時、ふと自分には無いものが出てきた時が面白い、けれど、ちょっと違うなと立ち止まり、暫し心が迷子になってしまいます。
そんな時、過去に戻って自心を整理してみようと考え、12年ほど前に描いた絵をもとに、あの時は進むことはなかった方向で制作してみようと思いました。