梶浦徳雄 + 金重愫 2人展
2025年11月8日(土)〜23日(日)
水曜~日曜 : 11:00 ~17:00
展覧会最終日: 11:00 ~16:00
休 廊 : 月曜、火曜
■ 作家の詳細情報は、下記をクリックしてご覧ください。
梶浦徳雄 + 金重愫 2人展
2025年11月8日(土)〜23日(日)
水曜~日曜 : 11:00 ~17:00
展覧会最終日: 11:00 ~16:00
休 廊 : 月曜、火曜
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プレスリリース
梶浦徳雄 + 金重愫 二人展
2025年11月8日(土)〜11月23日(日)
あーとらんどギャラリーでは、確かな実績を積み重ねて来られた梶浦徳雄さんと金重愫さんの、異なる素材と背景を持つ2人の作家による展覧会を開催いたします。
それぞれの創作の軌跡は異なりながらも、内面から湧き上がる問いと、素材との真摯な対話を通じて作品世界を形成している点において深い共鳴が見られます。
本展は、両者の表現がひとつの空間で交差し、新たな視覚的・精神的対話が生まれることを期待して企画されました。
■ 梶浦徳雄
梶浦さんは1970年代より東京藝術大学での学びを経て、ウィーンでの制作・発表活動を中心に、欧州各地および日本で作品を展開してきました。
論理的思考に基づくアプローチから始まり、近年は「自然現象との関係性」への関心へと移行しつつあります。
作家は、自身の思惑の外から現れる現象に対し、どれだけ開かれた状態で応答できるかということに大きな関心を寄せ、
素材や状況との「対話」から導かれる新たな関係性を探求しています。
「存在」という根源的な問いから始まった制作は、長年にわたり「ma(間)」という概念を軸に展開されており、
作品と空間、そして鑑賞者との相互作用を重視する立体・インスタレーション表現へとつながっています。
展示空間そのものとの関係性を通じて、「存在とは何か」という問いを私たちにも投げかけています。
■ 金重愫
金重さんは、備前焼の名門・金重家に生まれ、父・金重素山に師事して以来、土と炎を深く見つめてきた陶芸家です。
伝統的な技法、土作り、窯焚きといった修練を重ねてきた彼の作品には、備前焼の厳格な精神性と、素材が持つ力を引き出すしなやかな視点が共存しています。
60歳を過ぎた頃から、意識せずして少しずつ伝統から自由になり、より柔軟なかたちで土と向き合うようになったと語る金重さんの近年の作品には、
形や焼成の自由度が増し、個としての土の魅力が表現されています。
重厚さと軽やかさ、偶然性と意図が織りなす世界が、静かに力強く見る者に語りかけます。
■ 展覧会情報
会期:2025年11月8日(土)〜11月23日(日)
開廊日:水曜~日曜 11:00〜17:00
最終日:11月23日(日) 11:00〜16:00
休廊日:月曜・火曜
会場:あーとらんどギャラリー(丸亀市浜町4番地)
お問い合わせ:info@artland-gallery.jp|0877-24-0927
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。